ストレスとうつ病の解説書

ストレスとうつ病について

うつ病とは心身にストレスが強くかかっていってしまった結果、脳内のセロトニンの分泌に問題が起きてしまい、その余波として睡眠物質のメラトニンなども出なくなってしまい、抑鬱的な気分がずっと抜けなくなってきてしまう病気の事です。

 

心の病気として見立てるのが一般的でありますが、完全に脳の機能の問題として体のトラブルであるという様に解釈されることなんかもあります。そしてこのセロトニンやメラトニンは自律神経を正常に機能させるのにもとても大事なものですので。うつ病やそれに近い様な心身の状況が極まってきてしまうと自律神経失調症の様な症状を体が見せ始める事なんかもあります。

 

そしてこのうつの治療に関してですが、重症になってしまっているなら入院や薬での治療を考えていく事になりますが、基本的には生活のサイクルを立て直していく作業をすることになります。セロトニンの材料になる大豆や鶏肉、乳製品などを意識的に取るような方向で考えていったり、セロトニンの生成にこれまた必要になってくる日光を浴びる時間を増やしてみたり、場合によっては呼吸法や自律訓練法などを練習してストレスへの耐久性をあげていくといった作業なんかも入ることがあります。

 

医者やカウンセラーへの相談は無論考えていかなければならないことですが、うつ病治療に関してはこういった地道な作業の積み重ねが何より大事になってきます。

 

後は、うつ病や精神疾患が心配な場合医師に相談しに行けば良いのか、臨床心理士等のカウンセラーに相談しにいけば良いのかで迷うというような話などが出てくる事もありますが、最初の段階で何処に行かなければならないという様な決まりはないですが、ただ、自助努力の目処がかなりある場合は臨床心理士やカウンセラーの領域であり、その目処が全く立たず同時に自傷他害の心配があるなどという場合は医師の領域という事になります。

 

両方の専門職が協力関係にあり、状況に応じて心理療法であったり薬物療法であったりを上手く使いわけていく様な体制が整っている様な病院などで診てもらうというのが理想ですが、その辺りの情報など最近はネットのホームページに載せている病院なども多いので。可能であるならば最初にある程度調べておいた方がいろいろな意味で便利であります。

 

ストレスへの耐性作りであり、食事の改善であり、生活習慣の見直しであり、しなければならない事は結構あるものですが、一つずつこなしていけば体調は戻ってくるものですので。焦らないで着実に話を進めていきたいものであります。